インビザラインファーストとは
混合歯列期(生え変わり時期)のお子さま用のマウスピース矯正です。オーダーメイドの透明で目立ちにくいマウスピースを1~2週間ごとに交換して歯並びを整えます。
目立たず、気づかれにくいのが大きな特長です。マウスピースは、基本的にはお食事と歯みがきの時以外は装着します。取りはずせますので、お食事や歯みがきは、今まで通り行う事ができます。
インビザラインファーストでは「顎の大きさを広げる」と「1つ1つの歯を動かして、歯をきれいに並べる」を同時に行うことができます。
インビザラインファーストのメリット・デメリット
メリット
透明で目立たない
見えるワイヤー矯正には抵抗があり恥ずかしいお子さまが多いようです。そのため治療をしたくない!というお子さまもいますが、透明マウスピースなら、付けていることがわからないくらい自然に矯正ができます。
むし歯のリスクを最小限に。衛生的でお手入れが簡単
取り外せるので、いつも通りしっかりと歯みがきが可能。矯正治療につきもののむし歯リスクupを回避できます。また一定期間で次のマウスピースに交換していくため、常に綺麗な状態で管理することができます。
食べ物の制限がない
食事のときはマウスピースを取り外しますので、食生活を変える必要はありません。好きなものを食べることができます。
※マウスピース装着時の水以外の飲み物はむし歯や着色汚れの原因になりますで、気を付けましょう。
遊びやスポーツの時も安心
マウスピースは薄くて滑らかな素材を使用しています。違和感が少なく、クラブ活動やスポーツ、楽器演奏などをしている時もストレスになりませんもし転倒したり、ぶつかったりしても矯正装置によるケガの心配もありません。
歯列の拡大と配置が同時にできる
歯並びを整えながら顎の発育をサポートし、これから生えてくる永久歯のために必要なスペースを作ります。
永久歯萌出のサポート
今から生えてくる永久歯を正しい位置へと誘導
イメージがつきやすい
口腔内スキャナーiTeroを導入。当院では、親しみをこめて「ペッ歯ーくん」と呼んでいます。このペッ歯ーくんのスキャナーを使ってお口の中を撮影すると、すぐにモニターに歯列が表示されます。今までのような歯の型採りが要らず、その場で今の歯並びの問題点を把握することがができます。
また、矯正治療後の歯並びをシミュレーションし、PCの専用ソフト上で確認することが出来きますので、治療前に結果をイメージすることが可能です。
その他にも・・・
- ・2期治療が必要な場合、より短期に、より簡単に。また、抜歯のリスクを下げることができます
- ・かみ合わせの問題が悪化することを予防
- ・指しゃぶりや舌の突出癖などの習慣の改善をサポート
デメリット
- 難しい症例の場合、マウスピース矯正だけでは対応できないケースがあります。
- 簡単に取り外しができる一方、毎日20時間以上装着しないと充分な効果が得られません。
そのためには本人の努力が不可欠です。
よくある質問
インビザラインファーストの対象年齢は?
永久歯が生え始めて生えそろうまでの6歳~12歳くらいですが、実際には乳歯と永久歯の生え変わりの状態によります。大まかな適応期は「6歳臼歯と前歯が2/3出ている」状態です。
※インビザライン・ファーストの適応条件
第一大臼歯を有し、切歯(乳歯もしくは永久歯)の少なくとも2歯が2/3以上萌出していること。また、少なくとも3/4顎 に乳歯(C、D、E)または未萌出の永久歯(3、4、5)を2歯以上有していることが必要です。
インビザラインファーストの 治療期間はどれくらい?
最大でおよそ18か月です。その後、永久歯が生え揃うまで経過観察を行い、必要があれば2期治療(いわゆる成人矯正)を行います(有料)。もちろん、1期治療(インビザラインファースト)のみで終了する場合もあります。
マウスピースは1日どのくらいはめるの?
1日20時間以上のマウスピース(アライナー)の装着が必要です。 きちんと決められた時間装着しなければ効果が現れません。 食事と歯みがき以外の時間は、ずっとマウスピースを装着したまま過ごしましょう。
無料相談を行っております
当院では、インビザラインファーストをはじめ矯正治療の無料相談を行っております。お気軽にご相談ください。